浦レポ by 浦和フットボール通信

仙台に2-0完封勝利も選手達が厳しい表情だった理由【河合貴子 試合のポイント/WEリーグ第7節仙台戦】

(Report by 河合貴子)

仙台を破り2位に浮上

昨シーズンの女王INAC神戸レオネッサ戦で、開幕戦からの連勝街道にブレーキがかかり今シーズン初黒星を喫した三菱重工浦和レッズレディース。浦和より1試合多く暫定2位のマイナビ仙台レディースとの勝ち点は、わずか1ポイントだ。WEリーグ優勝するためには、連敗は絶対に避けたい。クリスマスに浦和駒場スタジアムに駆けつけてくれた浦和を愛する人々に、仙台戦の勝利のプレゼントを届けたい。浦女たちの熱い思いが、ピッチから伝わってきた。試合を通し主導権を握り続けた浦和は、2-0で仙台に完封勝利した。

スタジアムに差し込む西日を避けて右エンドを取った浦和は、試合開始から主導権を握っていった。DFラインをしっかりと押し上げ、相手DFのクリアーボールを栗島朱里選手がヘディングで跳ね返してペナルティーエリア内へと送り込み、素早く反応した菅澤優衣香選手がシュートを放つも身体を張った仙台DFに阻まれてしまったがCKを獲得。猶本光選手の右CKがファーに流れてしまったが、それをしっかりと繋ぎペナルティーアーク付近から塩越柚歩選手がフワリとゴール前へと入れたクロスを安藤梢選手がうまくDFの裏に抜け出してバウンドを合わせた放ったシュートが決まり浦和が先制した。

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