Jリーグ2024シーズン以降からJ1、J2、J3が統一で20クラブ編成へ「もう一度競争する意識をもたせる」
Jリーグ2022年度 第12回理事会後の会見が行われた。今回の理事会で、Jリーグは、2024シーズンより、リーグ戦およびリーグカップ戦におけるリーグ構造・大会方式について、下記の通り変更する。リーグ戦は、J1、J2、J3各カテゴリーのクラブ数を20クラブに統一し、それに伴い各カテゴリーの昇降格の方式も変更。また、リーグカップ戦は、J1、18チームおよびJ2 2チーム参加のグループステージ・ノックアウト方式から、J1・J2・J3全クラブが参加するノックアウト方式へ変更することを決定した。
今回の変更は、Jリーグが新たな成長戦略として掲げる「2つの成長テーマ」(1)60クラブが、それぞれの地域で輝く、(2)トップ層が、ナショナル(グローバル)コンテンツとして輝く、に基づき、トップカテゴリーである「J1」の価値を最大限に活用すること、ならびに、リーグカップ戦の大会方式変更により、異なるカテゴリー間での試合を創出し、J2、J3の成長の起爆剤として活用することで、Jリーグ全体の価値向上を目指すとしている。
野々村チェアマンはこの改革について「今回のプロセスは、フットボール委員会の中でチーム数を減らすことがいいのか、増やす方がいいのか、今のままがいいのかということを色々議論してもらいました。そこから今度はビジネス観点も含めたことを考えるわけですけど、減らすことのメリットは今の日本のサッカーの現状からして、まだメリットが出てこないと。一方で20クラブにした方がフットボール面でのメリットはプラマイあっても若干プラスであろうと。加えてリーグの価値をどう上げていくかというようなビジネスの面から考えると、プラスが多いんではないかというようなことになりました。
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