猶本光が開幕連勝スタートのチーム状況について感じていること
(Report by 河合貴子)
開幕3連勝に自信をみなぎらせる
「勝ちます!」と力強く拳を高らかに掲げ目をキラキラとさせ開幕3連勝を誓った猶本光選手。その瞳は自信に満ちあふれていた。
WEリーグカップ初代女王の栄光を掴んだ三菱重工浦和レッズレディースは、順風満帆とはいえない。守護神である池田咲紀子選手の長期離脱やASローマへ移籍した南萌華選手の抜けた穴など、新たな取り組みの中で課題は山積みである。だが、猶本選手は課題を乗り越えていける方法論を持っていた。それは、選手同士の共通認識を高めるためのディスカッションだ。浦和の練習取材をしていて、選手たち同士でコミュニケーションをとってディスカッションしているシーンを本当に良く見かける。
特に猶本選手は、率先して若手選手と良くコミュニケーションを取っている。もちろんアドバイスをするシーンもある。報道陣に公開された11月2日の練習でも、アップのボール回しの時に植村祥子選手、石川璃音選手、島田芽依選手、高橋美紀選手、西尾葉音選手たちと一緒に行っていた。
「たまたまですよ」と照れ笑いした猶本選手。明るくムードメーカーになって若手の選手たちがノビノビとプレーできる雰囲気を醸し出していた。
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