リカルド監督がシーズン残り2試合に向けての狙いを語る
(Report by 河合貴子)
中断期間を使ってリフレッシュ
天皇杯もYBCルヴァンカップの決勝進出もはかない夢と消えた浦和は、10月12日に開催された札幌戦後に久しぶりの4連休となった。「シーズンの負荷がかなり高く、その蓄積があったので4連休した」とリカルド・ロドリゲス監督は選手たちの疲労を考慮してのことであった。
FIFAワールドカップ・カタール大会を控え、今シーズンは早々と終了する。リーグ戦も残り2試合だ。リカルド監督は、「シーズンの最後でしっかりとチームの強さを見せたい」と意気込んだ。そして「今週の練習は、少しキャンプのような位置づけで行った。あまりコンセプトのところを多くやらず、全般的なテーマでリフレッシュした状態でコンディションを上げていくものだった。来週の4日間のトレーニングでマリノス戦に向けて準備し、次の週もアビスパ戦に向けて準備していきたいと思っている」と今週はフィジカル面を重視した練習を行っていた。
だが残り2試合の対戦相手は、優勝争いをしている横浜FMとJ1残留を決めたい福岡だ。違った意味での決死の覚悟で挑んでくるはずだ。横浜FMにいたっては、浦和に勝利して2位で勝ち点差2ポイントで追撃する川崎が神戸戦で敗戦すれば優勝が決まる。浦和が横浜FMに勝利し、川崎が神戸に勝てば首位が入れ替わるし、川崎が負けても引き分けても最終戦まで優勝の行方がもつれ込むことになる。また、この2試合が引き分けに終わっても、横浜FMと川崎が勝っても最終戦で優勝が決まる。
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