リカルド監督が広島戦で試合を左右したと感じた2つの局面 大敗後のチームをいかに立て直すか
(Report by 河合貴子)
大敗を糧に鳥栖戦に挑む
一雨ごとに深まる秋を感じながら、浦和が好調だった夏を偲び心寂しくなってしまう。リーグ終盤に来て少しでも順位をあげたいところだが、C大阪と広島戦でハイプレスに苦しみ2試合連続4失点の大敗を喫してしまった。
リカルド・ロドリゲス監督は、前節の広島戦(1-4)を振り返り「立ち上がりは、相手もフレッシュでエネルギーもいっぱいな状態でプレスをかけてきた。無理をしてつなぐことは避けないといけなかったと思う。前半の終わり頃には相手も強度も落ちてきて、我々のプレーがもっと出せるようになった」と話した。
そして、試合を左右する2つの局面をあげた。1つは、前半終了間際のアディショナルタイムの岩波拓也選手から江坂任選手へとクサビの縦パスが入り、江坂選手のスルーパスを伊藤敦樹選手がエリア内で収めきれず、そのこぼれ球を拾った小泉佳穂選手が巧みに仕掛けてスイッチした大久保智明選手が放ったシュートシーンであった。
(残り 2109文字/全文: 2529文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ