浦レポ by 浦和フットボール通信

どの時間帯にどちらがスイッチを入れるか 今季のラストチャンスへ【轡田哲朗レッズプレビュー/ルヴァン杯準決勝第2戦 C大阪戦】

(Report by 轡田哲朗)

大きく変えないだろうけど、右サイドバックは考慮ポイント

浦和レッズは25日にルヴァン杯の準決勝、第2戦でホームにセレッソ大阪を迎える。初戦のアウェーゲームを1-1の引き分けで帰ってきたので、勝利はもちろん0-0で終わっても突破になる。簡単に言えば無失点なら突破ということになるのだけど、失点した上で引き分けると1-1なら延長、2-2以上なら敗退となる。まあ、これに関して言えば浦和サポーターは毎年のようにルヴァン杯かAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で2戦合計方式の条件確認をしながら戦ってきた歴史を持つので、さらりと触れておけば良いと思う。

このゲームは中3日での対戦になり、もう少し範囲を広げると9月10日の柏レイソル戦から続く5連戦のラストゲームとも言える。ただ、前回のゲームから大きく変えるとはあまり思えないので、11人が継続でも驚かないレベルだと言える。唯一、関根貴大が務めた右サイドバックに関しては違う選択肢は持つかもしれない。相手が攻撃的に出てきた時に、自分のサイドでの1対1に不安はそれほどないのだけど、逆サイドにボールがある時にどこまで絞るか、あるいは相手の縦パスに対して自分が出ていくかの判断については彼自身が初戦の後に不安を語っていた部分もあるので、突破条件を見ると考えるポイントにはなり得る。

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