準決勝第1戦は後半盛り返し、アウェイゴールを奪って第2戦へ【河合貴子 試合のポイント/ルヴァン杯準決勝第1戦 C大阪戦】
(Report by 河合貴子)
後半、修正をして引き分けに持ち込む
少し肌寒い涼しげな風が吹く夜、セレッソ大阪に対して浦和のリベンジの時がやってきた。9月14日にホーム埼玉スタジアムで開催されたリーグ戦では、C大阪の堅守を切り崩すことができず、一瞬の隙を突いた素早いFKのリスターからカウンターを仕掛けられて0-1と敗戦を喫してしまった。そして、昨シーズンのYBCルヴァンカップ・準決勝で浦和を敗退へと追いこんだC大阪とのYBCルヴァンカップ・準決勝での対決だ。
昨シーズンは、第1戦をホームで闘い先制しながらも同点に追いつかれ、第2戦のアウェイを0-1で敗戦し煮え湯を飲まされた。今回は、アウェイのヨドコウ桜スタジアムで第1戦に臨んだ。
ホーム&アウェイの2試合の結果で決勝へと駒を進めることができるが、第2戦を少しでも優位な状況へと持ち込みたいのはお互い様だ。浦和は日本代表に酒井宏樹選手、U-21日本代表に大畑歩夢選手が、C大阪はオーストラリア代表にダガート選手、U-21日本代表に西尾選手が選出されて不在となった。直近の対決から浦和は、関根貴大選手を右サイドバック、小泉佳穂選手をトップ下に起用し、リーグ・C大阪戦の前半で中盤がダイヤモンドのシステムではなく通常の4-2-3-1へと戻して挑んだ。また、4日前に開催されたリーグ湘南戦(0-0)からスタメンを6選手を入れ替えた。
一方のC大阪はGKをキム・ジンヒョク選手から清水選手へ、2トップの一角を山田選手から上門選手へと代えて挑んできた。また、リーグ磐田戦(2-2)から7選手を入れ替えた。
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