浦レポ by 浦和フットボール通信

U-20女子W杯を戦ったヤングなでしこトリオが世界で得た経験とは

(Report by 河合貴子)

U-20女子W杯で準優勝に貢献

WEリーグカップのグループリーグ突破し、初代カップ戦の女王を目指す浦和は、コロナ禍の影響や怪我などでフルメンバーが揃わない中、ユースのGK山﨑琳選手をはじめ、角田楓佳選手やルーキーの丹野凛々香選手や西村紀音選手たちに出場の機会が巡ってきている。そこに、FIFAU-20女子W杯・コスタリカ2022大会から帰国した福田史織選手、石川璃音選手、島田芽依選手たちが加わり選手層が厚くなってきた。

「島田が、すごく悔しがって帰ってきた」と楠瀬監督は、うれしそうであった。Dグループを首位通過したヤングなでしこたちは、準々決勝でフランス代表に苦戦しながらPK戦を征して勝ち上がり、準決勝でブラジル代表を2-1で下し、決勝ではスペイン代表に力の差を見せつけられて1-3で敗れ準優勝だった。

「島田が、経験して成長してきている。シュートレンジが広くなった。ゴールを良く見るようになった。やはり「結果を出さないといけないんだ」という意識と、「フランス戦やスペイン戦で、相手選手のシュートレンジの広さが衝撃だった」と言うことなので、足を振り抜くところが目立ってきている。早く試合に出して復帰させたい」と話した。

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