浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が考える、今季得点王争いのゴール数が少ない原因とは

(Report by 河合貴子)

8得点のモーベルグも得点王獲得のチャンスが

「非常に珍しいシーズンだ」とリカルド・ロドリゲス監督が難しそうな表情を浮かべたのは、リーグ戦終盤に差し掛かり、得点王争いが熾烈な状態になっているからだ。

試合数が異なる(26~28試合)中で、現在のトップは鹿島からサークル・ブルージュ(ベルギーリーグ)にこの夏に移籍した上田選手とレオ・セアラ選手(横浜FM)、チアゴ・サンタナ選手(清水)の3選手が10得点で並んでいる。それを追いかけるように9得点の選手たちが5選手いる。8得点を決めているダヴィド・モーベルグ選手だって得点王を狙える位置にいる。

リカルド監督は「珍しいことですね。例えば、モーベルグは半年くらいしかプレーしていない。その中でも出ていない試合もある状況で、8得点を獲っている。彼にも得点王になるチャンスがあるシーズンだと思っている。今は首位の一人が上田だと思うが、彼の得点は増えませんので、チャンスはあると思う」とモーベルグ選手の得点王に期待をしていた。
ただ、上田選手を除いて8得点以上を決めている選手が12名もいるのだ。

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