浦レポ by 浦和フットボール通信

新シーズンに向けた新たな可能性を探る【レディース練習レポ】

(Report by 河合貴子)

厳しい台所の中、若手を台頭中

雨上がりの肌にまつわりつく蒸し暑い8月の終わり、WEリーグカップ初代女王の座を目指し三菱重工浦和レッズレディース選手たちは、ひたすらにボールを追いかけ汗を流していた。

新シーズンとなる2022-23シーズンは、新たに新設されWEリーグカップからのスタートだ。池田咲紀子選手と鈴木佐和子選手が怪我のため長期離脱する中、福田史織選手がU-20女子W杯日本代表選手として不在となり、ユースから山﨑琳選手と日体大SMG横浜から特別指定選手として伊能真弥選手を迎えいれた。長船加奈選手と一法師央佳選手も長期離脱し、島田芽依選手も石川璃音選手も福田選手と共にU-20女子W杯に参戦中のため全員揃っての新シーズンのスタートとはいかなかったが、初戦の大宮に2-2と引き分け、第2戦の新潟戦では4-1と快勝し、長野と勝ち点が並ぶものの得失点差で首位に立ち好スタートを切っている。

長野との首位攻防戦が控える中で、報道陣に練習が公開された。残念ながら、塩越柚歩選手と長嶋玲奈選手、西尾葉音選手は別メニューの調整であった。また、水谷有希選手はアップのみ部分合流であった。多くの選手たちを欠く苦しい台所事情である。

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