浦レポ by 浦和フットボール通信

『威風堂堂』たる試合運びでBGパトゥムに完勝 3年ぶりのACL準決勝進出を決める【河合貴子 試合のポイント/ACL準々決勝BGパトゥム戦】

(Report by 河合貴子)

4得点の快勝で、準決勝進出

浦和にとって本当に心地よい風が吹いている。選手入場とともに浦和のゴール裏に描かれた『威風堂堂』の言葉通りの試合運びで、浦和はACL準々決勝・BGパトゥム戦を4-0で快勝し準決勝進出を決めた。

お互いに中2日の試合となったが、浦和はラウンド16・ジョホール・ダルル・タクジム戦から大久保智明選手と関根貴大選手を入れ替えて挑んだ。一方のBGパトゥムは、4-0で快勝した傑志SC戦と同じスタメンであった。

BGパトゥムのキックオフで始まった試合ではあったが、開始わずか48秒で岩波拓也選手のロングフィードに抜け出した松尾佑介選手のシュートが決まり幸先の良い試合の入りに思われた。しかし、VARの介入によりオンフィールドレビューの結果、ハンドの判定となり電光石火の先制点はノーゴールになってしまった。

浦和は、すぐに気持ちを切り替え4-4-2のブロックを退くBGパトゥムを相手に攻守においてアグレッシブに仕掛け主導権を握っていった。そして、25分には岩尾憲選手からパスを受けた関根貴大選手が、ペナルティーアーク左付近から中央へと切れ込んで放ったミドルシュートがゴールネットを揺らした。だが、オフサイドポジションにいた松尾選手が影響を与えたと判定されてノーゴール。

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