浦レポ by 浦和フットボール通信

メンバーを入れ替えて挑んだリーグ名古屋戦に完敗を喫する【河合貴子 試合のポイント/J第24節名古屋戦】

(Report by 河合貴子)

怪我人続出の厳しい状況

補強のラストピースと言われたブライアン・リンセン選手が加入直後のパリSG戦で負傷し、川崎フロンターレ戦で酒井宏樹選手が負傷し、復帰したてのアレクサンダー・ショルツ選手がYBCルヴァンカップ・プライムステージ第1戦となった名古屋グランパス戦で負傷と、浦和の主軸となる選手たちが欠けてしまうと、酷暑の中で連戦を闘う厳しさを感じずにはいられない。

90分通してボールの支配率は、66%と浦和が圧倒的に支配していた。だが、試合を巧みにコントロールしていたのは名古屋であった。なかなか浦和は効果的なクサビのパスが入らず、名古屋の守備を崩しきれずに0-3と完敗。

YBCルヴァンカップ・プライムステージ第1戦で、先制しながらも同点に追いつかれてしまった浦和は、伊藤敦樹選手はベンチスタートとなり、岩尾憲選手はベンチ外で温存し、YBCルヴァンからスタメンを9選手変更した。一方の名古屋は、6選手を入れ替え追いついた勢いに乗ってリーグ戦に挑んできた。怪我人が続出する浦和だが、夏のウィンドウでの補強の差が勝敗を分けたとも思える試合であった。

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