浦レポ by 浦和フットボール通信

「ラストピース」のブライアン・リンセンが浦和に移籍決断をした背景にあった「向上心」

(Report by 河合貴子)

ラストピースがきたる

フェイエノールトから浦和に完全移籍してきたブライアン・リンセン選手。昨シーズン、オランダリーグ・エールディヴィジで16試合出場し10得点を決めているストライカーだ。インターナショナル・マッチ・ウィークの中断明けから浦和は、5試合連続無敗(3勝2分け)と復調の兆しをみせて5勝11分け5敗とようやく5分の成績に戻したが、リーグ終盤に向けて上位進出とACL奪還、YBCルヴァンカップ優勝を目指し、得点力をあげ勝ちきる力を付けていきたい。その「ラストピース」がリンセン選手となった。リンセン選手は、得点力はもちろんだが、前線からのプレスも激しく掛けられ攻守において闘える選手だ。浦和を愛する人々たちからは、リンセン選手の名前をねじり『臨戦態勢』とまで言われ期待が大きい。

西野TDは「方向性は間違っていない。ただ小さなマイナーチェンジをたくさん繰り返してきている。その中で個性を持った選手たち、チームを1つの方向性にもっていきたい監督とコーチたち。正直、ぶつかり合いもあるし、葛藤もある。チームが成長するプロセスとして当たり前のことだと思っている。シーズン最初から予想以上の予測をしていないことが起っていたのも事実。予想をしていない僕らの責任でもある。対応に予想以上にかかった。リンセン選手を夏に獲得するのは、計画通りだった。それまで、リーグ3位以内を目指す場所を維持するところを目指していたが、予想以上に時間が掛かってうまくいかなかった」と苦悩の表情を浮かべたが、すぐに目を輝かせ「まだまだこれから!方向性は間違っていないので、これから盛り返していく」と自信をみせた。

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