得点力不足解消のヒントとなったコンビネーションからのゴール【河合貴子 試合のポイント/天皇杯2回戦 福島戦】
(Report by 河合貴子)
豪快な明本のゴールで3回戦進出
勝たなければすべてが終わる一発勝負の天皇杯。リカルド・ロドリゲス監督は「ベストメンバーで挑みます」と宣言し、過酷な7連戦のラストゲームとなった天皇杯2回戦・福島ユナイテッドFC戦にダヴィド・モーベルグ選手、平野佑一選手、江坂任選手をスタメンで起用しただけで、前節のアビスパ福岡戦から大幅なメンバーの入れ替えなく挑んだ。
一方の福島はJ3リーグ・テゲバジャーロ宮崎戦から中2日の連戦であったが、宮崎戦と同じスタメンで臨んできた。中3日の浦和と中2日の福島の違いはあるが、7連戦中であることを考えると蓄積した疲労からのダメージは浦和の方があった。
福島は、カウンターを仕掛けてからの帰陣も早いが、力の差は歴然だ。主導権を握ったのは、もちろん浦和だ。福島は、5バックにして守備ブロックを退いてきた。浦和は、しっかりと後方から攻撃を組み立てクサビのパスを打ち込み仕掛けていき、セカンドボールも回収し厚みのある攻撃をみせるも崩しきれない。
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