浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が苦しい現状を分析 中断期間での改善を図る

(Report by 河合貴子)

課題は得点力不足

ACLグループリーグタイ遠征から帰国して、5月8日アウェイ柏戦から始まった過酷な7連戦のラストゲームがJ3の福島ユナイテッドFCと対戦する天皇杯2回戦だ。リーグ戦で8分け1敗と9試合連続未勝利の浦和にとっては、この天皇杯で良い切っ掛けを掴みリーグ戦へと繋げていきたい。

浦和が現状で抱えている問題は、やはり得点力だ。リカルド・ロドリゲス監督は「今は、勝てていないという現実がある」と真摯に受け止めながらも「闘いや内容のところでは、高いレベルでできているとは思う。不運な状況もあったりして、例えばポストに当たって入らないことが続いている。このような時期は過去にもあったが、結果を残せていない時期で、例えばチャンスを全くつくれない状況で勝てていない。もしくは、相手に圧倒されて負けていないということでしたら、より心配な状況だと思う」と最低最悪な状況でないと感じていた。そして「ディテールを含め、改善できるところは改善し、いろいろな行動をとらなければいけない。この逆境や問題よりも自分たちが強い存在になって、それを乗り越えることが重要だ」と話した。

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