浦レポ by 浦和フットボール通信

ホームゲーム累積入場者数が1500万人を突破 リカルド監督も横浜FM戦でのサポートを感謝「彼らの情熱が価値ある勝ち点に繋げてくれた」

(Report by 河合貴子)

鹿島戦では記念ステッカーを来場者に配布

「浦和レッズのサポートは、チームに勝ち点をもたらす存在だ」とリカルド・ロドリゲス監督は嬉しそうに話した。前節の横浜FM戦で前半に3失点して厳しい状況に追い込まれた浦和であったが、後半の立ち上がり早々にカウンターからキャスパー・ユンカー選手が1点を返すと埼玉スタジアムの雰囲気は一変した。

喜田選手が「早い時間の失点で多少チームがバタバタしたのもある。その後の会場の雰囲気、彼らのホームの力に巻き込まれた時間があった」というほど、浦和を愛する人々が醸し出す雰囲気は、横浜FMを圧倒していったのだ。

81分にユンカー選手のゴールが決まり1点差に詰め寄ると、リカルド監督は両腕を広げて「もっと力を!」と言わんばかりに浦和を愛する人々の後押しを熱望する姿をみせた。共に闘う浦和を愛する人々の熱い思いを込めた手拍子は力強く、選手たちを鼓舞し活気をもたらせていき、何とか同点までこぎ着けることができた。

「0-3の状況で応援し続けてくれたので、あのような結果になった」と嬉しそうに話した。そして「もちろん勝てない試合があれば、試合後は(浦和を愛する人々が)厳しく接するが、それは浦和が「要求が高いチームを目指さないといけない」からだ。我々も、それを分かった上で闘っている」と不甲斐ない試合の後の浦和を愛する人々の怒りややるせない気持ちを理解し「試合中は90分間、ホームでもアウェイでもチームを応援し続けて後押ししてくれる。横浜FM戦では、サポーターの方々と一体となってチームスピリットの部分を見せることができたと思う。彼らの情熱が、価値ある勝ち点に繋げてくれたと思う。感謝している。ACLにも駆けつけてくれたチームの一部だ」と満面の笑みを浮かべた。

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