浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が攻撃の改善に手応え 磐田戦に向けて「まずは勝ちたい」

(Report by 河合貴子)

チーム作りの難しさも

「今、我々にとって大事なことは、ジュビロ戦で勝つことだ」とリカルド・ロドリゲス監督と意気込んだ。戦力をようやく整い始め、今シーズン初の連勝を目指して乗り込んだ鳥栖で、0-1と手痛い完封負けを喫してしまっただけに、連敗をしないことが本当に大事である。

リカルド・ロドリゲス監督は「攻撃のトレーニングをたくさんやったし、シュート練習も行ってきた。また、同時にペナルティーエリア内での守備のところも修正した。この前の試合(鳥栖戦)では、ポジショニングのミスがあって、それが失点になってしまった。いろいろと積み上げてくることができた。ほぼ全員で練習ができた。良い1週間になったと思う。やっとほぼ全員で練習ができるようになり、練習の質もあがってきている」と磐田戦に向けて良い練習ができたようだ。

ただ、リカルド監督2年目にして新戦力として13選手が加わり、新生浦和としてスタートを切った中で、コロナ禍の影響やキャスパー・ユンカー選手、小泉佳穂選手、松尾佑介選手などの怪我による出遅れがあったことは否定できない。

(残り 1500文字/全文: 1972文字)

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