浦レポ by 浦和フットボール通信

初のJリーガー出身チェアマンの野々村良和氏が第6代チェアマンに就任「フットボールという作品の価値をどう上げるかということが、日本のサッカーのレベルを上げる一番の近道」

野々村良和氏が、本日の臨時理事会にて選任されて第6代のJリーグチェアマンに就任した。村井満チェアマンは本日付けで退任をして、名誉会員に選任されることになった。

村井チェアマンは「第1回社員総会を開催して、新たなチェアマン野々村さんを含めて15名の理事、しすて3名の監事を選任させていただきました。本日をもって8年にわたる私の任期を終えることとなりますが、これまで多くの関係者の皆様に支えていただきましたことを、この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思います。

至らないことばかりで、次から次へといろんな問題がやってきてはバタバタとしておりました。我々理事や関係者、職員だけではなしえないことを、皆さんに助言いただいたり、叱咤激励していただいたり、そういう中でやりくりできたと改めて思っています。今後は、野々村さんがJリーグを率いていきますけれども、経験豊富、実績も十分、覚悟も十分、そして若さもありますので、今日招集された理事の皆さんも、新たな可能性を秘めてる方がたくさんおりますので、ぜひ皆さんいろんな話を聞いてあげていただければと思っています。その中に多くのJリーグの夢が込められてると思いますので、よろしくお願いします。

私はスタジアムでも行ってサッカーを観戦する日々を楽しみにしております。今度のベトナムの代表戦のチケットが取れないで苦労しておりますが、Jリーグのクラブも満員で私がチケットを買えないぐらい、そのような風景になってもらえたらと願っておりますので、今後ともよろしくお願いします。これまで大変お世話になりました。ありがとうございます」と挨拶した。

新チェアマンに就任した野々村氏は「僕自身、日本サッカーに育ててもらいました。Jリーグにも30年育ててもらいまして、日本のサッカーに育ててもらった。1人の人間として、ここから責任を持っていい仕事をしたいと思いますので、皆さん引き続きよろしくお願いします。

サッカー出身ということもあり、役員選考委員会から、もう一度フットボールに基軸を置いて事業を進めていくべきだというような投信も受けたりしながら、今日ここに集まっていただいた、新たなメンバーに一緒にやっていこうと仲間になってもらいました。サッカー出身者が多いのは、Jリーグの選手だった人もかなりの数いますけど、それだけ日本のサッカーがある一定期間の歴史を経て、そういう彼らが次の日本のサッカーを引っ張っていけるだけの人材が揃ってきたんだと僕自身は思っていますし、彼らにすごく期待したいと思っています。

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