浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が、前線の選手が足りない厳しい台所事情もガンバ戦でのリーグ初勝利に意気込む

(Report by 河合貴子)

自身の裏付けにあるものは

「FUJIFILM SUPER CUP」で昨年のJリーグ王者である川崎を撃破し、勢いに乗ってリーグ戦をスタートダッシュして3年計画のラストイヤーの結実に一直線に向かっていけると信じていた。しかし、開幕戦アウェイで京都のゲームにプランにはまり0-1、ホーム開幕の神戸戦では明本考浩選手の退場により数的不利な状況で逃げ切りを図るも槙野智章選手の同点弾で引き分けに持ち込まれてしまった。京都、神戸戦ともに、勝つチャンスがあっただけに悔しさが募る。目前に迫る次節のホームG大阪戦では、しっかりと結果を残したいところだ。

だが、浦和の台所事情を考えると、中2日で臨むG大阪戦はかなり厳しい。コロナ禍により開幕直前に5選手が離脱し、新加入のダヴィッド・モーベルク選手の合流も遅れ、明本選手が出場停止処分だ。

リカルド・ロドリゲス監督は「今、我々は困難を抱えている現状がある」と険しい表情を浮かべ「神戸戦の試合事態の影響だけでなく、次の試合にも影響がある退場だった。キャスパー・ユンカー選手は、少し怪我をしていてキャンプではほとんどトレーニングが出来ていなかった状況だ。どのくらい時間が掛かるか分からないが、まだ待たないといけないと思う。木原選手も違和感を抱えている」と話した。

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