浦レポ by 浦和フットボール通信

リカさんのキャンプ総括 「ゼロからとは違う」と話した意味は【沖縄キャンプ現地レポ】

(Report by 轡田哲朗)

骨格になるところを繰り返し、やり過ぎは混乱を招く

浦和レッズの沖縄県トレーニングキャンプは、2月5日に終了した。クラブから結果が公開されたように、最終日は大宮アルディージャとのトレーニングマッチが完全非公開で行われた。

1月15日が始動日で、17日には沖縄に移動。そこから約3週間を過ごした。昨年は始動から1週間ほど大原サッカー場でトレーニングをしてからの沖縄だったが、今年は実質的に翁でチームの活動が始まったのに近い状態がある。だからこそ、キャンプが始まったころはお互いに様子をうかがいながらピッチ上が静かだったのもやむなしだった。

リカルド・ロドリゲス監督が「人間関係がチームのベースになるから」と話したように、いかに1人部屋とはいえ共同生活の中で互いを知ることになったし、それこそ柴戸海が「通信機能を使ってみんなでスマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)をやって」と話したことや、岩波拓也が「(小泉)佳穂とAPEXをやっている」という話もあったけれども、そうやって人となりを知るのも現代的で良いと思う。まあもちろん、数人でUNOでもやりながらワイワイ過ごすアナログな時間も良いものだし、お互いの性格を知ることになるだろうけど。

そして、リカさんはそのキャンプの内容について、サッカーの部分でもポジティブな面が多いことを話している。

「このキャンプではプレー、全ての面に触れるのがテーマだった。それぞれのところには少ないコンセプトを与えながら、重要なものを繰り返す感じですね」

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