浦レポ by 浦和フットボール通信

伊藤敦樹が宇賀神友弥から3番を背負ってほしいと言われ、涙したことを明かす

(Report by 河合貴子)

宇賀神から託された3番を背負う想い

天皇杯優勝を決めた翌日、2021シーズンを締めくくる解散式のあとに宇賀神友弥選手から「来年、3番をつけてほしい」と託された伊藤敦樹選手。

宇賀神選手にとって11年間も背負って闘ってきた思い入れのある背番号であった。当然、新加入の選手に3番を託す気持ちにはならない。「新しく入ってきた選手に、簡単に3番をつけてほしくない」「敦樹が、同じキャリアをたどってきたのもある」「この3番を背負って、これからのレッズを背負っていってほしい」と宇賀神選手は、伊藤選手に熱く話したそうだ。世代は違うが、浦和の下部組織で育ちトップチームへ昇格できず、2人とも流通経済大学へと進学し、在学中に特別指定選手となり浦和へと加入した。浦和で闘うという意味を、しっかりと理解している二人だ。

宇賀神選手から背番号3番の話しがあった時に「自分としても嬉しい気持ちだった。その気持ちを背負って闘いたい」と伊藤選手は引き継ぐ決意をした。自然と熱いものが込み上げてきて頬を濡らした。

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