浦レポ by 浦和フットボール通信

FUJI FILMスーパーカップでは新たな感染対策の実証実験に取り組む

Jリーグ2022シーズンに向けて、実行委員会が開催された。その後メディアブリーフィングが行われた。

村井チェアマンは「開幕を迎えるにあたって種々決め事がありました。ほぼ全て、原案通りお認めいただいております。FUJI FILMスーパーカップでの状況ですけれども、感染状況が予断を許さない状況まで来ている状況の中で、改めて万全な対策で臨んでいこうということが申し合わされておりますが、その中で、今までのワクチン検査パッケージと言われているもので、ワクチンを2回接ししたとしてもブレークスルー感染が非常に多いオミクロン株ですので、政府の方向感としては、ワクチン検査パッケージというより、その場で検査を受けて陰性を証明した人を入場させるというようなアクションが今後起こってくる中で、実証検証をなるべく進めたいという思いと、その抗原訂正検査を一定の規模数、スタジアムで利用することによって検査リソースを必要としている医療機関や様々な皆様にご迷惑をおかけすることがあるのではないかということで、政府や県と慎重に議論を重ねてまいりましたが、ワクチン検査パッケージも1番最初は10月6日だったと記憶していますけれど、トヨタスタジアムでJリーグは先例をつけることで、今やこれが社会に大きく浸透していることになっていますが、今回の検査リソースの緊迫感がある状況の中ではあるんですけれども、是非Jリーグとして、検証数が例え限定的であってもオペレーション上の課題の抽出や様々な問題指摘をしてほしいということで、要請を受けて行うこととなりました。そういう意味ではまだぎりぎりまで、どういう状況かは見極めていきますけれども、感染対策の次の一歩に向けて、協力していくつもりでございます」と挨拶した。

ーこの検査については、観客の方が全員やるということになるのでしょうか

今のルール、レギュレーションの状況の中では、蔓延防止等重点措置の中でいうと、安全計画を提出しているイベントに関しては2万人まで通常席としてお認めいただいていますが、この通常席プラスアルファの部分を、プラスアルファする部分に関して、これまではワクチン検査orパッケージを証明することによってプラスアルファの所の入場数を認めいただいていましたが、今回はその2万人プラスアルファのところを今回検査で、その場で陰性を証明した方々に割り当てるという考え方をトライしていこうと思っています。席数については、1000名程度を想定していますが、ギリギリまで状況を見極めながらと思っています。」

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