浦レポ by 浦和フットボール通信

国立決戦は今季の集大成、決勝戦で思い出したい8年前の阿部勇樹の言葉【轡田哲朗レッズプレビュー/天皇杯決勝 大分戦】

(Report by 轡田哲朗)

夏に加入した選手たちがいる状態では初対戦

浦和レッズは19日の天皇杯決勝で大分トリニータと国立競技場で戦う。装いが新たになってから浦和が国立で試合をするのは初めてのことだ。そして、「この試合に勝てば何かを得られる」という明確なタイトルマッチを戦うのは約2年ぶり、19年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦以来だから、そこまで間が空いたわけではないけれども、昨シーズンを起点にしてクラブが3年計画を打ち出しての出直しを図ったこともあり、ゴール地点というよりも、より勢いをつけるべき通過点という方が現状をよく表すだろう。

この試合は18人の登録メンバーが前日練習の風景からも予想がつきやすい。もちろん、そこから何らかのアクシデントが起こっている可能性も、何かしらの陽動作戦をする可能性も完全に否定はできないが、基本的にはそのままのメンバーでいくのだろう。準決勝のセレッソ大阪戦をベースに置いて、そこから「相手が大分だから」という観点で選手を入れ替えるかどうかということを考えることになるのではないか。

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