浦レポ by 浦和フットボール通信

リカルド監督が天皇杯に向けて意気込み「決勝に進んで優勝する」

(Report by 河合貴子)

準決勝セレッソ戦をいかに攻略するか

「まずは勝利!サポーターの方々に勝って、決勝に行って希望を感じてもらいたい。サポーターの方々に元気を取り戻してもらいたいと思っている。闘う姿、良いプレー、自分たちのスタイルを見せながら、19日に国立競技場へ行くことを一番に考えている。もちろん国立競技場に行けば、優勝して祝いたい」と目をキラキラと輝かせながらリカルド・ロドリゲス監督は、天皇杯準決勝のC大阪戦を目前にして断固たる決意をみせた。

今シーズン5度目の対戦となるC大阪戦は、リーグ戦は1勝1敗、YBCルヴァンカップ準決勝では1敗1引き分けだ。C大阪は、8月末に成績不振に契約解除となったレヴィー・クルピ監督のあとを引き継いだ小菊監督が「セレッソは攻撃的なサッカーが身上だと思います。ただ私はハードできない選手は使わない。守備をまずしっかりやってこその攻撃だと思います。攻撃にたけた選手が守備を頑張るからこそ、チームが引き締まる」と話しチームの立て直しを図った。

YBCルヴァンカップ準決勝では、浦和の攻撃の起点となる中盤でうまくプレスを掛けられて潰された印象があるだけに、浦和の生命線である小泉佳穂選手、江坂任選手、平野佑一選手、柴戸海選手などゾーン2のところで数的優位を保ちながらサイドへと散らしたり、DFの裏を狙ったり、後方へと下げて攻撃の組み立てをし直したりと賢く闘っていきたいところだ。

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