土壇場の2得点で柏と痛み分け 関根貴大が手応えと共に自身のプレーに物足りなさを感じている理由【河合貴子 試合のポイント/ルヴァン杯柏戦】
(Report by 河合貴子)
アディショナルタイムの2得点で引き分けに持ち込む
ピッチを駆け抜ける風の音が、ピッチコンディションの難しさを語っていた。混戦するYBCルヴァンカップ・Cグループでプレーオフステージ進出を優位にするためにも勝ちたい試合であった。強風と雨の中、最後まで諦めない姿勢がアディショナルタイムに劇的な引き分けを呼び込むことになった。
リーグ戦のアウェイC大阪戦から始まった7連戦の6試合目、リーグ戦のアウェイ福岡戦から中3日で迎えたYBCルヴァンカップ・アウェイ柏戦は、福岡戦から9選手を入れ替えて挑んだ。一方の柏は、リーグ戦から総入れ替えをして挑んできた。
試合開始から主導権を握ったのは浦和であった。9分、柏のスローインからの展開を奪った槙野智章選手から自陣で杉本健勇選手へとパスが通ると、杉本選手が汰木康也選手へとスイッチしたところから柏のプレスの一瞬の隙を突きカンターが始まった。
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