チーム成熟のためには必要な試合、いつか経験すると予想された内容に【轡田哲朗レッズレビュー/J第12節福岡戦】
(Report by 轡田哲朗)
明本の左サイドバックと興梠の起用が少しの変化
浦和レッズは1日のリーグ第12節、アビスパ福岡とのアウェーゲームに0-2で敗れた。すごく簡単なまとめ方をすると、ボールを持ちながらなかなかシュートまで持ち込めなかった浦和が、奪ったところからシンプルに攻めようとする福岡を相手に敗れたといえる。中でも、ハーフタイムの時点で74%だったボール支配率に対してシュート数が2本だったことが、多くの人にイライラ感を与えたのではないだろうか。
スタメンは明本考浩が左サイドバックに入って、小泉佳穂は普段の右サイドではなく左サイドのローテーションに入った。そして、守備に2トップの一角を取る右のシャドーは武藤雄樹が入って、興梠慎三が今季の初スタメン。連戦の中でのコンディションを考慮した部分もあるだろうし、興梠にチャンスを与える側面もあったのではないだろうか。
柴戸が中央にいることでハッキリする役割
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