浦レポ by 浦和フットボール通信

ボールを取り上げること、そして相手を引っ張り出すことが勝利へのカギ【轡田哲朗レッズプレビュー/大分戦】

(Report by 轡田哲朗)

システムは2パターンが考えられる

浦和レッズは25日にリーグ第11節で大分トリニータと戦う。相手はリーグ戦で6連敗中と良い状態という言い方はできないが、むしろそうやって結果が出ていない相手と試合をする方が嫌なもので、勝つべき試合ではあるものの、そのムードが濃くなりすぎると失敗するというのは、サッカー界であまりにもよくある話だ。

21日のルヴァン杯で横浜FCと対戦して中3日なので、基本的には90分近くプレーした選手をスタメンには配置しづらいタイミングになる。一方で、武田英寿は別メニューが続いているので、中盤の機能性を探す状況は変わらない。そういう中で行われた23日のメディア公開練習から推察すると、2パターンのやり方のうちのどちらかを前日練習で決断していると思われる。その横浜FC戦との関係で言うと、46分を超える、つまりスタメン出場して後半にもプレータイムがあった選手の中で、伊藤敦樹と興梠慎三、杉本健勇にはこの大分戦でもスタメンの可能性がありそうだ。

(残り 1076文字/全文: 1517文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ