浦レポ by 浦和フットボール通信

ゲームを支配するもC大阪を崩せず 好機を作り出していた関根貴大が悔やんだ部分とは【河合貴子 試合のポイント/J第10節C大阪戦】

(Report by 河合貴子)

ゲームは支配するもセレッソのゴールを崩せず

運も実力の内なのか・・・。「僕たちが勝利できたのは、運が良いということもあると思う。本当に勝利ができて良かったです」とレヴィー・クルピ監督は満面の笑みを浮かべていた。ボールの支配率は、90分通して63%と圧倒的に浦和が支配をしていたのにも関わらずゴールが遠く0-1でC大阪に敗戦を喫することになってしまった。

3連戦を勝利で飾り波に乗る浦和は、しっかりとコンディションを整えてC大阪に向けて準備をしてきた。一方の4連戦中のC大阪は、中3日でホームに浦和を迎えた。コンディションの差は明らかであった。

浦和は試合開始から狙い通りにしっかりとボールを繋ぎ、我慢強くC大阪のプレスを揺さぶり続けた。浦和は厚みのある攻撃を仕掛けながらも、身体を張ったC大阪の守備ブロックにあってしまい、なかなか決定機が作り出せない展開になってしまった。ブロックされてしまった武藤選手や関根選手のシュートもあるが、公式記録では浦和が放ったシュートは4本であった。

20分には、明本考浩選手、小泉佳穂選手、武藤雄樹選手とテンポ良く左サイドでパスを繋ぎ、関根貴大の選手のシュートはブロックされるも、こぼれ球をしっかりと西選手が拾いマイナスのグラウンダーのクロスに動き直した関根選手が再びゴールを狙うも決めきれない。前半終了間際にペナルティーアーク付近で切り返しから小泉選手がミドルシュートを放つもGKキム・ジンヒョン選手のファインセーブでゴールネットを揺らすことができなかった。

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