浦レポ by 浦和フットボール通信

徳島が「お手本」を見せた2つのサイド攻撃 「必殺の一撃」だったコーナーキック【轡田哲朗レッズレビュー/J第9節徳島戦】

(Report by 轡田哲朗)

想定外の負傷交代、システム変更を余儀なくされた

浦和レッズは11日の徳島ヴォルティス戦に1-0で勝利して、リーグ戦の3連勝を飾った。リカルド・ロドリゲス監督の古巣対決で注目されたカードだったし、試合の中では10分強で武田英寿を負傷による交代で諦めることを余儀なくされた。それは予定外のシステム変更の必要性を生み、その上でこの3試合では最も強い相手との試合ということでいくつも試練はあったが、何とか勝利を手にすることができた。

プレビューの時点で、3連勝は簡単ではないということを記した。その根拠はそれを読んでいただければいいし、昨季も夏場のヴィッセル神戸戦の時なんかに同じようなことを書いた気がする。ただ、申し訳ないのは集計の間違いでリーグ戦3連勝を2018年の秋以来と書いたけれども、19年の4月にしていたこと。相手にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)での敗戦が挟まっていて、完全に見落としてしまったので、お詫び申し上げます。

そんなわけで、スタメン表記は4-1-4-1ですべきなのだけれども、結果的には修正を重ねてそうなったものであり、相手ボールの時間帯も長かったので4-4-2表記をしようと思う。前半11分に4-1-4-1の右インサイドハーフにいた武田から杉本健勇が左のFWに入り武藤雄樹と2トップを組む交代が行われた後のものだ。

浦和の「お手本」に、徳島による2つのサイド攻略

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