ユンカーを獲得した意図、経緯 強化体制の変革について語る【西野TD会見全文レポ】
西野努テクニカルダイレクター
この度、新外国人選手を獲得しましたので、ご報告させていただきます。デンマーク人のキャスパーユンカー選手です。ノルウェーで昨季得点王、MVPだった、左利きのストライカーの選手になります。
今年に入ってレオナルド、橋岡大樹、柏木陽介と3名の選手がチームを離れることになりましたので、その手当をすべく、1月からずっとやってきました。今回はキャスパー選手の補強になりましたので、宜しくお願い致します。
ー1月からという話だったが、レオナルド選手は2月に移籍だったが、レオナルド選手が移籍をしたことで、今回の移籍を考えたのか?
常に2022年にどんな布陣を作れるかということを頭に、去年の夏から今年の冬のウインドーに向けて、そしてこの夏、来年の冬の戦力補強を使うタイミングをどう使うかを考えてきました。正直、今年に入って、チームを離れた3名の選手は予想外の部分がたくさんありましたので、もちろん穴を埋める要素も大きいです、ただ100%それがあったから行こうというだけではなかった。3月の補強に関してもこの夏にどうするか、この冬にどうするかを考えて決断をして、行動をした結果になります。部分的にはレオナルド選手がチームを離れたことも理由の一つではあります。
ープレー動画をみたが、それはゴールシーンばかりだったが、サッカーはゴール前の仕事だけではないと思うが、それ以外の部分ではどういう評価をして獲得に至ったのか。
今チームに求められているのは、今年の杉本選手を見ても分かるように、前線の選手が守備のスイッチを入れるのが大きな役割になっています。ボックス内の得点力はストライカーとしては必要なものですが、それと同じくらいにチーム全体のディフェンス力に関してもストライカーだから点を取れるからディフェンスをしなくて良いというわけではないので、キャスパーユンカー選手については、その部分も大きな要素になります。
(残り 3855文字/全文: 4661文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ