浦レポ by 浦和フットボール通信

今季初勝利を呼び込んだ宇賀神友弥 完遂した、この試合のキーポイントと考えていたこととは【河合貴子 試合のポイント/J第3節横浜FC戦】

(Report by 河合貴子)

勝利にこだわり今季初勝利

横浜FCをホーム埼玉スタジアムに迎えて苦しみながらも、ようやく今シーズンの初勝利!浦和に春の訪れを感じさせてくれる夜であった。

杉本健勇選手が孤立がちになった前節の鳥栖戦を教訓に、リカルド・ロドリゲス監督は明本考浩選手を前線に上げて4-4-2にして挑んだ。横浜FCとはシステム的にミラーゲームとなった。リカルド監督は「前半のビルドアップの狙いがあり、立ち位置を変えた」と話し、センターバックの岩波拓也選手と槙野智章選手のポジションを逆にしたが、横浜FCの2トップを抑えるように岩波選手が渡邉選手、槙野選手が伊藤翔選手にマンマーク気味になる形であった。横浜FCは、DFラインをしっかりと押し上げて、中村選手がDFラインに落ちて3バックとなり後方から攻撃を組み立て、距離感も良くゲームをコントロールしてきた。

なかなか浦和がシュートまで持ち込めない展開の中、30分には松尾選手から伊藤翔選手へスルーパスを通されて決定機を作られてしまうが、そこは西川周作選手が判断良く飛び出し、そのこぼれ球を小川選手がシュートを放つも山中亮輔選手が身体を張ってブロック。さらに31分には、中村選手が左サイドの高木選手へと散らし、高木選手のクロスに伊藤翔選手がヘディングシュートを放つも枠を捉えることができなかった。

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