浦レポ by 浦和フットボール通信

ビルドアップの第2パターンの登場【沖縄キャンプレポート8日目】

(Report by 轡田哲朗)

プレーメーカーを入れないボランチ構成

浦和レッズは沖縄県でのトレーニングキャンプ中の31日、午前中のみピッチを使用したセッションを行った。午前練習の最後にはセットプレーの確認も行いつつ負荷調整をした。

この日は6-2または7-2のロンドやポゼッションゲームなど短い時間で強めの負荷が掛かるものを先に消化した上で、メインとしてはフォーメーションに人を立たせての一方向ゲーム。つまり、ボール保持でスタートするチームが決まっているパターンのゲーム形式になった。

それで、この日は赤と白に分けられた両チームとも、ダブルボランチにプレーメーカーの入らない構成になった。阿部勇樹、伊藤敦樹、金子大毅、柴戸海の4人から2人ずつが組む形になっていて、これまで4バックから3バックに変化する攻撃は、左サイドから詰めてきて右サイドバックを高く上げる形になっていたが、この日は最終ラインにボランチが1枚落ちて両サイドバックを高く上げるパターンになっていた。

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