浦レポ by 浦和フットボール通信

対外試合の初戦は2-0の勝利 “想定内”の好プレーと課題【沖縄キャンプレポート6日目/TM沖縄SV戦】

(Report by 轡田哲朗)

新加入の小泉と、2年目の武田がゴール

浦和レッズは沖縄県でのトレーニングキャンプ中の29日、今季初の対外試合となる沖縄SV戦を30分×3本で行った。沖縄SVは浦和に所属経験のある高原直泰が選手兼CEOをしていて、この日も出場していた。他にも、2006年から10年に所属した西澤代志也もいて、ここ数年の沖縄キャンプでは必ずと言って良いほど対外試合を組む相手だ。

先に断っておくと、この沖縄キャンプ中のトレーニングマッチでは、選手の組み合わせが分かるようなものは記事や写真としてNGで、もしかしたら最も興味のあるところなのだろうけど、「●●選手と××選手がダブルボランチを組んで・・・」というような記載はできない。当然、布陣図もNGなので少しフワッとするのはご容赦いただきたい。得点者と、その流れの中でアシストにあたる選手まではOKということになっている。

結果から言うと、1本目と3本目にそれぞれ1点ずつ得点して、トータル2-0の勝利となった。得点者は1本目が小泉佳穂、3本目が武田英寿だった。全体に選手はそれぞれ30分か45分ほどのプレータイムだったので、試合翌日も普通にトレーニングを行うと見られる。これが1人あたり60分から90分の出場というようなことになると、だいたいは翌日をオフかクールダウンのみにして、というような構成になるので、対外試合の形式を取ることで攻守においてうまくいく場面、うまくいかない場面を整理すること、選手たち自身が認識することにこそ意味があるということだろう。

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