この日の主眼は4枚での守備 昨季に見られた悪い部分の修正へ【沖縄キャンプレポート4日目】
(Report by 轡田哲朗)
4枚のラインゲームと、サイドバックの背後で決まるゴール
浦和レッズは27日の沖縄県トレーニングキャンプで、どちらかと言えば守備にフォーカスしたトレーニングが組まれた。リカルド・ロドリゲス監督は、キャンプインしてからこれまで比較的マイボールのところにフォーカスしていることが多く、それはキャンプ前のトレーニングでも同じ傾向があったようだ。そうした意味では、リカ監督の落とし込もうとする戦術において相手ボール時のベーシックな部分が選手に伝えられ始めたと言えるだろう。
この日の午前練習後に取材対応した槙野智章のコメントから練習メニューを想像したくなるだろうけれども、実際にやっていたのはこのような形だ。あまり広くないスケールで、その中を縦長に4レーンに分ける。そこに赤チームと白チームが1人ずつ向かい合うように入ると、4人のラインが2本できあがる。そして、それぞれ2つのゴールが設置されてそこが得点になるのだけど、その前には青チームの4人が1人ずつフリーマンとして配置される。
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