鹿島に惨敗でACL出場権も完全消滅 山中亮輔も猛省「何から何まで負けていた」【河合貴子 試合のポイント/J第30節鹿島戦】
(Report by 河合貴子)
鹿島に惨敗でACL出場権も完全消滅
「やっている感じとしては本当に、鹿島の選手に本当に上回られたなという印象なので、ひとつひとつ、何から何まで、負けていたかなと思います」と険しい表情をして山中亮輔選手は、敗北感に包まれていた。ACL出場権獲得の最後の望みであった鹿島戦で、0-4と本当に不甲斐ない惨敗を喫した。山中選手の言葉が、アウェイの鹿島戦のすべてを物語っていた。
今シーズン初の逆転負けをしたG大阪戦から、鹿島戦に照準を合わせて1週間の準備期間があった浦和に対して、鹿島は3連戦中でコンディション的には厳しいはずであった。しかしながら鹿島は、連戦の疲労など感じさせないぐらい球際に厳しくガツガツとやってきた。
11分、左のバイタルエリアへと流れたエヴェラウド選手が土居選手からパスを受けクロスを入れると、身体を投げ出すような上田選手のヘディングが突き刺さった。先制点を奪われた浦和は、反撃を試みる。19分、マルティノス選手とワンツーで抜け出した橋岡大樹選手のクロスにレオナルド選手が飛び込むもわずかに合わず・・・。徐々に浦和が主導権を握り始めるが、鹿島のプレスも厳しくなかなかシュートまで持ち込めない展開となってしまった。
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