浦レポ by 浦和フットボール通信

大槻監督が満面の笑みになった理由 横浜FMを警戒するポイントとは

(Report by 河合貴子)

シーズン終盤に向けて戦力が整う

「僕の方からトピックスを1つ!」と大槻監督が満面の笑みを浮かべて話し出した。

「11月13日になって、今日のトレーニングで初めて全員の選手がスタートから最後までトレーニングをしました。非常にうれしい!今季初めて!メディカルスタッフの努力。選手の日常への取り組み、そういうのを含めて!試合前日で、もちろん(練習)時間が短いのもあるが、全員の選手がすべてのトレーニングをこなした。本当に喜ばしい。こういった時間を長く過ごしていきたい」と声を弾ませた。

今シーズン新システムに移行した、大事な時期の沖縄キャンプでも、前年の怪我の影響を抱えた武藤雄樹選手たちが離脱して選手全員が揃って練習に取り組むことができなかった。コロナ禍で中断を経て再開したが、選手たちのコンディションのバラツキがあり、さらに猛暑の中での過密日程で幾ばくかの怪我を抱え選手たちが入れ替わり離脱を繰り返し、全員が揃って練習を行える日が1日もなかった。今シーズン終盤になり、ようやく選手全員が揃った。ACL出場権内を目指す浦和にとって、残り7試合に向けて総力がアップした。

大分、広島とアウェイ2連戦を経て次節のアウェイ横浜FM戦まで約2週間は、本当に有意義な時間であった。

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