浦レポ by 浦和フットボール通信

ベテランでリズムを掴むも完封負け 武藤雄樹が語ったゴールへの課題とは【河合貴子 試合のポイント/J29節東京戦】

(Report by 河合貴子)

FC東京に17年ぶりにホームで敗戦

アウェイで闘い完敗したFC東京戦とは、明らかな違いを見せることはできた。だが、どんなにあがいてもFC東京に0-1で敗戦した。しかもホームで17年ぶりにFC東京に負けたのだ。長年一緒に闘ってきたメンバーがピッチに多ければ、チームの共通意識は高い。あうんの呼吸が生まれるのは当然のことだ。だからこそ、FC東京に勝ちたかった。いや、勝たねばならない試合であった。

試合開始から主導権を握り、小気味の良いリズムで浦和が攻撃を組み立てていく。スペースを空ける、使うと連動した動きが見られ、FC東京を圧倒していった。90分通してゲームの支配率は、58%と浦和が上回っていた。興梠慎三選手と武藤雄樹選手の2トップとし、ボランチの一角に柏木陽介選手を起用して挑んだからだ。

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