浦レポ by 浦和フットボール通信

サッカーに大切な「●●優位」 仙台戦2得点を生んだものは何か【轡田哲朗レッズレビュー/J第3節仙台戦】

(Report by 轡田哲朗)

予想外だったファブリシオの起用

浦和レッズは8日のリーグ第3節のアウェーゲーム、ベガルタ仙台戦に2-1で勝利した。どちらかと言えばヒューマンエラーと言えるようなミスが多く発生する中で、レオナルドと興梠慎三が1点ずつを奪って勝利を手にした。

大槻毅監督が送り込んだスタメンで、最も予想外だったのは右サイドハーフのファブリシオだった。というのも、確かにファブリシオは2トップの適性を持つ一方でサイドハーフで起用される可能性があることはトレーニングを見ていれば感じられた。ただし、それは左サイドでの起用を想起させるもので、右サイドというのはあまりにも予想外だった。結果的に、特に攻撃面で彼を右サイドに入れることで何を実現したかったかが分かる前に交代になってしまった感は否めない。

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