浦レポ by 浦和フットボール通信

浦和レッズが4日から18日までチーム活動停止 興梠慎三「僕も気を付けます。だからみなさんも健康には気を付けてください」

新型コロナウイルスの大規模な感染拡大防止の重要な局面の中、不要不急の外出自粛が呼びかけられている中で、浦和レッズも4月5日から18日までチーム活動を停止させることを発表した。

興梠慎三選手

「新型コロナウイルスの影響により、チームは今日から2週間、チーム活動を休止するこ とになりました。沖縄トレーニングキャンプから体を作ってきてこれから試合、という状況まで体を追い込んできた中で長期の休止は、次の試合に向けた準備としてはすごく難しいです。だからといって、中途半端に外に出て体を動かしたりすることも違うと思っています。みなさんにもできるだけ家にいて、家でできることをするということを勧めたいです。新型コロナウイルスの問題は一人ひとりが真剣に向き合わないと終わらないことだと思います。

大槻監督から『家族を大切にしなさい』と言われますが、僕も自分が感染することよりも自分が感染して周りに移すことが嫌です。そう考えると自分自身が気を付けないといけません。ただ、まだまだ外に出る人も多いと思いますし、今でも大変ですが相当な感染者が出ないと本当に危機感を感じられないのかもしれません。

僕は新型コロナウイルスが出始めたころよりも、今の方が危機感があります。たとえば、先日、志村けんさんがお亡くなりになってしまいました。僕は志村けんさんのことが大好きでしたから、そういうスーパースターが亡くなってしまうような状況は本当に怖いと思います。

当初から持病がある方が感染すると大変だと聞いていましたが、最近では生まれたばかりの赤ちゃんや10歳未満の子供が感染していると聞きます。お年寄りだけではなく、若い人も感染すれば大変なことになるとみなさんも思ってきていると思います。そういう報道が出ているにも関わらず、外出を自粛していない人もいると思います。自分自身が気を付けていても周りの人が自粛していないと感染してしまう危険性もあると思います。選手もオフの期間中、なるべく外出しないようにと厳しく言われましたが、みなさんにも気を付けてほしいです。

ファン・サポーターの方々も浦和レッズの試合を早く見たいと思っているでしょうし、僕らも早く見せたいと思っています。でも、そうなるためには今の状況を変えなければいけ ません。それは一人ひとりの意識、行動にかかっていると思います。

Jリーグの再開には時間がかかってしまうかもしれません。少しでも不安がある状況ではなく、すっきりした気持ちで再開を迎えたいです。不安を抱えず、ファン・サポーターのみ なさんが楽しめる状況になることを願っています。 僕も気を付けます。だからみなさんも健康には気を付けてください。またお会いできる日 を楽しみにしています」。

宇賀神友弥選手

「今日より浦和レッズの活動は2週間、休止になりました。今回のクラブの決断にとても 感謝しています。大切な人を守るために一人ひとりがもう一度、責任を持った行動を取るよう心掛けてください。サッカー、そして浦和レッズがない生活はとても退屈だと思いますが、みんなでこの危機的状況を乗りきりましょう。みなさんにまた会える日を楽しみにしています」。

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