トータルすれば引き分けは僥倖 この先へ向け「悪いなり」の観点では進歩【轡田哲朗レッズレビュー/J第31節 広島戦】
(Report by 轡田哲朗)
広州戦と同じメンバーで臨む
浦和レッズは29日に迎えたリーグ第31節の前倒し開催、サンフレッチェ広島とのアウェーゲームを1-1で引き分けた。先にゴールを奪ったという事実はそこにあるから、引き分けをもったいなく思ったり、場合によっては腹立たしく思ったりする方もいるのかもしれない。ただ、その試合内容を見れば10回試合をすれば8回くらいは負けていただろうと感じられるものだったので、この勝ち点1は僥倖だと思っている。
大槻毅監督はスタメンに23日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦、広州恒大(中国)とのアウェーゲームと同じメンバーを選んだ。この広島戦に向けてのプレビューで、GK以外はこの試合とサウジアラビア遠征したアル・ヒラル戦が同じメンバーになるのではないかと書いたが、本当にそうであるなら次の鹿島アントラーズ戦と川崎フロンターレ戦は全く予想が効かない。ただ、この試合を飛ばした時にACL決勝に対する疲労的な観点での効果があまりないという判断だったとは予想ができた。
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