前半悪夢の3失点 興梠慎三、鈴木大輔が語った「前線からの守備の重要性」【河合貴子 試合のポイント/カップ準々決勝第1戦 鹿島戦】
(Report by 河合貴子)
1点のビハインドをうけて第2戦へ
リーグ戦から中2日で臨んだYBCルヴァンカップ準々決勝ファーストレグの鹿島戦。両チームともにリーグ戦から7選手を入れ替えたが、全く違う選手の入れ替えであった。鹿島はYBCルヴァンカップを視野に入れて、リーグ戦を温存した選手たちが登場。かたや浦和は、リーグでの苦しい状況が響き、青木拓矢選手やエヴェルトン選手の出場を回避させて、興梠慎三選手と長澤和輝選手をベンチスタートで温存して挑んだ。
失点するまでは、鹿島に主導権を握られながらもDFラインを押し上げてコンパクトな守備で決定機を作らせなかった。だが、35分に永木選手のFKをブエノ選手がしっかりと合わせたヘディングシュートが決まると、浦和は脆くも崩れた。前線からの守備がハマらず、ボールを奪いに行っても簡単に剥がされてしまう。
38分には、白崎選手とレオ・シルバ選手に浦和の右サイドを崩され、プレスにいったマウリシオ選手が簡単に交わされてしまいレオ・シルバ選手のクロスを土居選手に決められて0-2。
さらに、43分にも浦和の右サイドの裏を小池選手に取られ、マイナスのクロスを土居選手がシュートを放ち、何とか槙野智章選手がブロックするもそのこぼれ球を名古選手に決められてしまった。
(残り 1661文字/全文: 2203文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ