浦レポ by 浦和フットボール通信

内容に公平な3点差の完敗 経過観察で良いのか考えるタイミング【轡田哲朗レッズレビュー/J第6節横浜FM戦】

(Report by 轡田哲朗)

素材本位に見える指揮官の選択

浦和レッズは5日のJ1第6節、横浜F・マリノス戦で0-3の完敗を喫した。決定機という表現が正しいか分からないが、ゴールになっておかしくない場面は浦和が3回で横浜が10回か11回ほどだっただけに、3点差での敗戦は内容に対してフェアだ。無得点に終わったのは少し不運で、3失点で済んだのは少し幸運だったと言えるゲームだから、まぎれもなく完敗と言えるものだ。

浦和は前節のFC東京戦から継続して4バックを採用して、この試合では左サイドバックが宇賀神友弥から山中亮輔に代わった他は同じ選手が並んだ。実際、そのFC東京戦は素晴らしいわけでもないが悪くはない試合だったから、ここでいきなり3バックに戻す理由もない。

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