浦レポ by 浦和フットボール通信

「大卒ルーキーは即戦力!」と意気込む柴戸海、果たして自己評価は?


(Report by 河合貴子)

自らの厳しい姿勢こそ、輝きを増す由縁

穏やかな秋の日差しに包まれて、G大阪戦に向けた準備に余念はない。アップが終了し、戦術練習へと移行すると、オリヴェイラ監督は珍しく守備陣と攻撃陣を分けて練習を行ったのだ。

オリヴェイラ監督の指揮の下で、守備陣は5DFになり仮想G大阪の攻撃陣に対してボールサイドへとスライドする守備やDFラインの押し上げがコントロール、楔の縦パスが入ったときのプレスやセカンドDFの位置取りなど細かい練習を行っていた。

一方、攻撃陣は興梠慎三選手を1トップにして李忠成選手とアンドリュー・ナバウト選手がシャドーのポジションを取り、左サイドハーフにマルティノス選手、右サイドハーフに柴戸海選手、武藤雄樹選手と長澤和輝選手のダブルボランチで、コンビネーションからのクロスに合わせたシュート練習をルイス・ヘッドコーチの指揮の下で行っていた。

DF陣がいない攻撃のパターン練習のため、鋭いパスやプレースピードを上げることを求められていた。

特に目立った意識の高い動きをしていたのは、柴戸海選手であった。

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