猶本光のラストゲームは2-0で勝利、その成長と送り出したチームの今後【轡田哲朗ゲームレビュー/プレナスなでしこリーグカップAグループ9節 日テレ戦】
(Report by 轡田哲朗)
猶本は先制点をアシスト、守備でも長谷川を封じる
浦和レッズレディースは、8日のなでしこリーグカップ第9節、日テレ・ベレーザ戦に2-0で勝利した。今季から準決勝が廃止され、2つに分けられたリーグ戦の突破が1チームのみとなった大会で、ベレーザはここまで全勝で1位を決めていた。それだけに、数字上は両チームにとって“消化試合”ではあった。
ただし、浦和にとっては移籍加入から6年半に渡ってプレーしてきた猶本光が、ドイツのフライブルクに移籍を決め、その前のラストゲームになる試合だった。猶本自身は試合に向けて「どうしても勝ちたいという、いつもどおり」という心境だったと話したが、チームメートはそれだけではなかった。試合前から、試合後に移籍に向けたセレモニーが開催されることも決まっていただけに、この日2点目のゴールを決めた高橋はなも「(猶本)光さんがドイツに行ってチームから抜けてしまうのは大きいこと。絶対に勝って送り出そうという気持ちでチームがプレーできた」と話した。
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