たった1本のCKで千葉に惜敗も「糧になるゲームだった」【河合貴子 試合のポイント/プレナスなでしこリーグ1部3節市原・千葉戦】
(Report by 河合貴子)
前半は攻撃のリズムが生まれなかった
初夏を感じる風がピッチに吹き抜けていく中、浦和レッズレディースは浦和駒場スタジアムにジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦に挑んだ。
今シーズン、開幕してからカップ戦を含めた公式戦、4勝1分けと無敗で好スタートを切っている。唯一の引き分けだった試合は、4月21日に開催にされたなでしこリーグカップの千葉戦であった。フリーキックから2失点したが、74分に安藤梢選手、アディショナルタイムに清家貴子選手のゴールで何とか追いついた。その教訓を生かして、臨んだ試合ではあったが、またしてもセットプレーから失点してしまい、そのまま千葉に逃げ切られ0-1と惜敗。今シーズン、初黒星になってしまった。前半、風上に陣地をとった浦和であったが、その優位性を生かせない展開になってしまった。
ボランチの佐々木繭選手と猶本光選手が、下がり気味になってしまい前線が孤立してしまったのだ。セカンドボールも拾えず、前線にボールが入ってもサポートが遅れしまう展開になってしまった。
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