岩波拓也が攻守にわたり、浦和の未来を照らすも攻守での問題点も指摘【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ第8節清水戦】
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(Report by 河合貴子)
マウリシオのケガで出場のチャンス
3連勝を目指し、浮上のキッカケをつかんで反撃の狼煙を上げたい浦和は、埼玉スタジアムで清水を2-1で下した。最後の笛が鳴るまで浦和を愛する人々と共に闘い、粘り強い守備を魅せて勝ち獲った勝利であった。真っ赤な夕日に包まれた埼玉スタジアムに、浦和の勝利の歌声が高らかに響き渡った。
清水に勝ったが、決して楽な試合ではなかった。「今は、勝ちきることはすごく大きい」と自分自身に言い聞かせるように安堵の表情を浮かべたのは、岩波拓也選手であった。
マウリシオ選手のアクシデントにより、突然舞い込んできた出場のチャンス。しかも試合開始20分の出来事であった。急いでアップしてピッチに送り込まれた岩波選手は、すごく落ち着いて試合の流れに乗り、楔の縦パスや大きなサイドチェンジなど後方から攻撃のリズムを作り出していた。
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