設計図を変えたマリノス戦 「守備から」の狙いも実際は・・・【轡田哲朗ゲームレビュー/明治安田生命Jリーグ第4節横浜FM戦】
(Report by 轡田哲朗)
ウイングを起用せず攻撃の設計図を変更
浦和レッズは横浜F・マリノスとのリーグ第4節で0-1の敗戦を喫した。これにより、リーグ戦は2分2敗で17位。ルヴァン杯と合わせた公式戦を1勝2分3敗、6試合で8得点10失点となり、日本代表活動による中断期間を迎えた。内容は別にして、数字に見える結果はこの通りだ。
この日の浦和は、4-4-2でスタートした。このマッチアップ図は主に浦和が守備時のもので、攻撃時のポジショニングは異なる。だが、柏木陽介や武富孝介などが、「守備から入るという狙いだった」と話していることから、こちらを基本の布陣としておきたい。今季からアンジェ・ポステコグルー監督が指揮を執り、グラウンダーのパスでビルドアップしてくる横浜に対して、プレスを機能させてショートカウンターを狙うというのが、このゲームにおける堀孝史監督の「勝つための工夫」だったということになる。
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