浦レポ by 浦和フットボール通信

無料記事:クラブワールドカップ開催地 UAEレポート0日目~1日目【轡田哲朗現地レポート】

(Report by 轡田哲朗)

行きは約12時間のフライト。UAEの首都は近代的な都市

浦和レッズが出場するクラブワールドカップを取材するために、UAEにやってきました。浦和が初戦を迎えるアブダビはUAEの首都で、日本からはエティハド航空が成田からの直行便を運航しています。この航路はジェット気流の影響を強く受けるため、行きは12時間強、帰りは9時間強とかなり所要時間が異なるのが面白いところです。機内食は思った以上に食べやすい味でしたが、左上のクリーム色のものは妙な甘さがありデザートだったのでしょうか。食べたことのない味がしました。

時差が5時間のため、到着はUAE時間で8日に日付が変わった直後になりました。そのため真っ暗で、空港の全体像はあまりよく分かりませんでした。到着ロビーに出た瞬間から、ものすごい勢いでタクシーの勧誘が殺到するのは、日本ではまずない海外ならではのことですね。

UAEの通貨ディルハムとのレートは、1ディルハムが30円ほど。おおよそ、飲み物1本買うのに3ディルハムから5ディルハム(約90円から150円)くらいの感じです。写真では反射してしまいましたが、硬貨は1ディルハムのもの。右上が50ディルハム紙幣、右下が20ディルハム紙幣の裏側です。10ディルハム紙幣もあるはずなのですが、今のところ巡り合わせで出会っていません。

アブダビは区画整理された非常に近代的な都市で、自然の匂いはほとんどしません。狭いエリアにギュッと詰め込まれた街という感じで、大きめのショッピングモール「アル・ワハダ モール」がありました。中には、UAEリーグに所属するアル・ワハダのオフィシャルショップがあり、フードコートには「MやBで始まるハンバーガーショップ」など日本でもよく見かける名前の店舗も。写真は浦和のユニフォームに配慮(?)したということで。

このショッピングモールの隣にはスタジアムがあり、アル・ワハダのホームスタジアムとのこと。収容人員はそれほど多くなさそうですが、ビル街の中にいきなりスタジアムがある感じです。こういう街中のスタジアムというのも良いものですよね。

スーパーマーケットでは、世界の共通言語であり共通食のカップラーメンも。チキン、ビーフなどと明記してあるのは、イスラム圏ならではというところでしょうか。そして、飲み物はフルーツ系が豊富です。中央のものはライチを使ったものだそうですが、浮いている粒のインパクトがすごい。味は甘みの強い人工感がありました。

夕方以降は、浦和の前日練習と記者会見を含む大会プログラムがハッザ・ビン・ザイードスタジアムで行われます。スタジアムの様子などは、またお伝えしたいと思います。

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