浦レポ by 浦和フットボール通信

無料記事:ズラタンが叶えた夢「日本に来たときの夢が、ACL優勝だった」ホーム2戦もアジア王者に相応しいプレーをみせる

(Report by 河合貴子)

アジア王者の誇り高く残り2試合に勝利を誓う

「残念ですね。非常に悲しく思っている。さいたまには素晴らしいダービーがあるのに・・・。来年は、ダービーができない」と古巣である大宮のJ2降格をズラタン選手は、悲痛な表情を浮かべた。

そして「もちろん彼らには、闘ってもらいたいし頑張ってもらったい。出来るだけ早く、もう一度力を取り戻してJ1に戻ってきてもらいたい。降格が確定する前から、試合も見ていたし、気になっていた。J2になって大変なこともあると思うが、チームとして良い準備してJ1に復帰して欲しい」と大宮にエールを送った。

浦和はアジア王者になったとはいえ、今シーズンのリーグ戦は7位と低迷している。リーグ戦の残り2試合をしっかりと勝利して有終の美を飾りたいところだ。次節は、優勝争いに生き残りをかける川崎をホーム・埼玉スタジアムで迎える。

ズラタン選手は「川崎とは、何度も今年闘っている。川崎は、言うまでもないが良いチームだ。J1を優勝する可能性があるから、モチベーション高くやってくるのは間違いない。僕らから言わせてもらうと、最後の2節をホームで闘わせてもらう上で、サポーターの前で良い試合をしたい。勝つために全てことをやっていきたい。残り2節を良い形で終えるために、チームとして努力し、勝利で終らせたい」と力強く話した。

そして「川崎の特長は分かっている。相手のポゼッションに気を遣わないといけない。ボールの保持率は高い距離感など相手の良さを消すためには、我々はタイトな守備をしないといけない。ボールを奪ったら逆にスペースがあるので、カウンターだったり、可能性が与えてくれるところをしっかりと上手く遣っていく」と話した。

そして「ACLで闘ったとき、良い形を魅せることができた。我々の方が優位だったが、同じようにタフな試合を魅せていかないといけない。ACL優勝を踏まえて、チームが一丸となる力をものにして川崎に勝っていく必要がある!!」と川崎戦の勝利が必須であることを力説した。

ズラタン選手は「僕が日本に来たときの夢が、ACL優勝だった。やっと叶うことができた」と嬉しそうに笑った。アジア王者に輝いた相応しい闘いをズラタン選手は、浦和を愛する人々共にピッチで示す。

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