決勝でメンバー外になった李忠成に送られたメダル 小さなサポーターの心意気【こぼれ話】
(Report by 轡田哲朗)
「サッカーは人間模様ですよね」とポツリ
浦和レッズは25日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦のアル・ヒラル(サウジアラビア)戦で勝利し、10年ぶり2回目のアジアチャンピオンに輝いた。ピッチに立った選手たちが喜びを爆発させた一方で、主将の阿部勇樹が「今日は18人しかメンバーに入れなかったけど」と言及したように、その舞台に立てなかった選手もいる。
李忠成は腰痛により初戦の帯同を回避し、一人で調整していた。それでも「コンディションを25日に合わせることしか考えてなかった。使うか、使わないかは監督のチョイスだから」と、自分のやれることに集中していた。それでも、昨日の第2戦でもメンバー入りは叶わなかった。優勝から一夜明けたトレーニングを終えて引き上げてきた李は、いつものようにサポーターと笑顔で交流していたが、そこから歩いてきた李の首には小さなメダルが掛けられていた。
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